あなたの秘密になりたい

2014年1月13日通信より

 

「さぁもう一通おたよりいきましょう・・・ふふっ(笑う)“母がヒルナンデスで村上くんを見て『ああいう前向きでニコニコしてる子ほどストレス抱え込んでるタイプや』と言っていました”ふふっ(笑いながら)“最近特に忙しいと思いますが元気ですか?”・・・まぁまぁ、元気なのは全然元気にやってますよ。僕あのー・・・抱え込むというか、ストレスはそりゃ感じますから、ストレスはぁ、持って帰りますけどぉ・・・ぼく、小出しにするんで。その日のストレスその日で終わるんですよね。だから抱え込みはまぁ・・・そこまでせぇへんと思うねんけどなぁ・・・あんまり・・・抱え込むほうがそら、しんどいでしょ。あとはもう・・・基本ぼく家帰って仕事のこと考えないんで、そんなもんは。まぁまぁ・・・でもまぁたしかに無理してる子とかやったらそう見えるんやろねぇ。僕はだから基本楽しかったらいいですから。ちょいちょいその、暴言的なこと、まわりから言われますけど、もう・・・それはストレス発散とかではなくって・・・楽しいだけなんですよねぇ(笑ってるスタッフにつられて笑いながら)まぁいいのか悪いのかは別にしてですけどね。職業的に。あかんとは思うけども。まぁまぁご心配なく、ですよ。そんなもん・・・(笑いながら)そんなもん、ほなおれがここで『ストレス抱えてんねん。元気ちゃうねん』言うたらどないしてくれんねんな。こんなもん、営業妨害やがな(さらに笑って)大丈夫です。ご心配なく。まぁ僕どこの現場行ってもおんなじ感じですからね。そんなに・・・まぁ悪く言えば変わり映えしないですから。いやいや、ご心配ありがとうございます。お母さんに大丈夫ですよーって言うといてください。それでもお母さんが『いやあの子は抱えてる!』って言うのであればもう一回メール送っていただいて、戦いましょう。それは」

 

2016年5月8日通信より
「もう一枚。13歳。13歳!?13歳やで!“村上さんこんばんは”こんばんは。“わたしは13歳なのでジュニア時代から知っているわけではないのですが、13歳からの感覚でおたよりを送らせていただきます”すごいしっかりした子。“わたしが思う村上くんのいいところは、自分の意志を強く持っていてそれを曲げないところです。わたしはよく人に流されてしまうタイプなので村上さんを見ていると元気になります。逆に悪いところは(笑いながら)自分が人気がないと思っているところだと思います(笑いをこらえながら)わたしのエイターの友達はたくさん村上さんのファンの方がいます。だからそこはもっと自信持ったらいいのになぁと思います”わぁ、ありがとう・・・」
スタッフ「これ、一番多かった。悪いところで」
「人気がない」
スタッフ「っていう風に思い込んでるって」
「いや人気ないもんおれほんまに。人気ないからもぉ・・・なにができるかわからへんしなぁ。でもそうやって言ってくれる人がおるからがんばろう!って、思うんですけどね。でも別にいいんですよ(小声でぼそぼそと)いいんですいいんです、ありがとうございますほんまに。そうですか、これ一番多かったですか・・・まぁねぇ、うちわも売れないって・・・ねぇ、っていうのもよく聞かされますしねぇ、もう・・・別にいいんですよ。でもこういう声が直に届いてるわけですから、この声でがんばれてるんでねぇ・・・なんかごめんなさいね、ひとりごとみたいになっちゃいましたけど、ありがとうございます。力もらいました。どうしよ、なんの曲でお返し・・・したらええかな、ほんなら・・・じゃあ曲はあの方の曲を流しましょうか。今日は」

 

 

 

夜ふかしで言われているような「人気がない」とか「うちわが売れない」ということを村上さん自身が本気で間に受けたり気にしたりしているとは、わたしはあまり思っていない。「心の痛点をなくす」まではつらいことももしかするとあったのかもしれないけど、今ではむしろ楽というか便利というか、いいものをもらったなと感じているのでは・・・とすら思っている。もちろんどこででも夜ふかしでされている扱いのことを誰もが知っている、というていで話ができるわけではないので、自分から似たような流れに持っていって、そういうキャラクターやそんな感じで扱ってください、という空気を作ることもある。それは「人気がないと思い込んでいる」というよりは、村上さん自身、そう扱ってもらったほうがやりやすくなってきているからなのかなぁ、と思う。ファンとしてはとても歯がゆいことだけど、わたしは「関ジャニの村上くん」らしさをもってしてどんな時もどんな場所でも自分にできることを一生懸命がんばっている村上さんのことが大好きなので、それは飲み込まないとなぁ、と思ってはいる。さみしくてかなしいことだけど、これはもう、わたしが勝手に判断している「外向きの仕事」の中では、そういう村上さんでいるのは、今ではもう仕方がないことなのかな、と思う。

 

今回の通信を聴いて、やっぱり今の村上さんは、以前の村上さんとは違うなぁと感じた。自ら「人気がない」と話すこともあるような、村上さんのそんな「キャラクター」のことは気に留めず、本当に村上さんのことを好きでいるファンにまで、そういうキャラクターでいる自分を見せなければいけない・・・そんな自分を通さなければいけない(通すことを選んだ)ことを、申し訳ないと思ってくれてるのかなぁ・・・と、そんなことを思ってしまった。申し訳なく思いながらも、自分はこれからもこのスタンスでいくしかなくて、これもひとつのようやく見つけた「道」だから、少なくとも今すぐには変えられないのだと、そう心に決めた上で「ありがとう」「その言葉でがんばろうと思える」と素直な感謝を伝えてくれているのかな・・・なんて、都合がよすぎるとも思うけど、そう思えてならない。以前よりもずっと大きく、ファンとしての存在を認めてもらえていると思える。イフオアでも思ったことだけど、村上さんが「愛される自分」を受け入れられたこと、こちらの思いを大事にすることで「自分が愛されること」を大事にできていることが、本当に、ただただ嬉しい。

 

村上さんはわかりにくい。わかりにくくてめんどくさい。だけどそれでいい。わかりにくいこともめんどくさいところも、それをわかろうとするファンだけに向けられた村上さんなりの合図なのだと思う。その合図をこれからもずっと、見逃すことなく受け止めたい。もしかすると本当にあるかもしれない村上さんとの「相思相愛」を繋げたい。

 

 

なーんて考えてたら夜ふかしどころか夜が明けちゃったよ。ほんと、難しい人にはまっちゃったなぁ。