「関ジャニ∞の元気が出るCD!!」詳細を見て

良くも悪くもお騒がせ案件、形式上は夏のツアー、関ジャニ∞リサイタルが個人的にはほぼほぼ大団円で幕を閉じて1ヶ月。その幕引きを待たずして発表された5大ドームツアーは今年ではや4回目。ありがたいことに「コンスタントにドームツアーのできるグループ」となった関ジャニ∞にそろそろ慣れてもいい頃だとは思いつつ、それでもその事実を反芻するたびいまだについつい「うふふうちの子たちスッゴイ!カッコイイ!」とにやけてしまう口もとを止められないのが現状です。ドームツアーしかり紅白出場しかり、こういうデッカイことはたとえ何年経っても何回機会をいただいてもなにか別のもっとデッカイお仕事をいただくことがあったとしても、いつまでも新鮮に喜びたいし、ドキドキしながら待機したあとに「ああ今年もやれて(出場できて)よかったなぁ」と、ホッと胸をなでおろしたい。先のことはわからないけど、まだ完全に当たり前のことになっていないのが緊張感と執着を生むなぁと、個人的には思っています。特に紅白。一般の目につくデッカイこと、たまんないなぁ。もちろんそうでなくても、みんなで作った自意識の檻の中でがんじがらめの閉塞感にもがきながら陽気な関西人の関ジャニ∞を演じちゃうところもたまんないけどね!まぁまぁ、それはおいといて。

 

そんなわけでドームツアーの決定からアルバムリリースが発表され、そのアルバムの概要の方が先週ようやく発表になりました。詳細がわかる前から、今回のアルバムで楽曲提供してくださっている提供元の名前はメンバーから出ていたわけですが、それをふまえて、そのときから今に至るまでに共通するのは、何とも言えないコメントのしようのなさでした。

 

お世辞にも「誰もが知っているかの有名な!」と言えるわけではない提供元のことを(あまつさえサンボマスターさんを差し置いて)熱弁されたとて、音楽というものに疎いうえに基本的に興味が薄い関ジャニ∞のファンでしかないわたしにとっては、もう選ぶ言葉も見つからないので無礼を承知でざっくり言うけど「ちっさいとこでちっさいことやってんなぁ」と思ってしまった。メンバーの好みや思い入れもあるだろうけど、そこを推される疎外感はすでにあるし、知らないわたしがおかしいの?と多少思わされなくもないおいてけぼり感もある。それを感じさせる大もとにメンバーがいるというのが正直とてもしんどい。楽しそうな祭りに乗り切れないのもくやしい。だけど、小難しいことはどうでもいい。知らない誰かのこだわりも知ったこっちゃない。関ジャニ∞が全員くまなく、関ジャニ∞らしくすみずみまでカッコイイならそれでいい。それ以外のなにもかもすべて蛇足でしかない。蛇足な情報は余計な思考を生み、本来の、楽曲のよさを楽しむための気持ちをにごらせてしまう。そんなわからずやクソ野郎はわたしだけかもしれないけど、わたしは情報に飲まれやすく、かつ感情に影響されやすいため、よどんだ感情のままではどんなに素晴らしい楽曲も、素直に受け取ることができない。うまく分割できないので、どちらも楽しめなくなってしまう。めんどくさい自分。そんな自分も気遣って!とはさすがに思っているわけないですが、そういうところはもったいない。これはたぶん一生付き合う自分の問題。なのでこれもいったんおいといて。

 

わたしは提供元の傾向や特徴などをまったく知らないし、ちょっと、いやだいぶ意地張ってる部分は否めないけどこれからもとりあえず知ってみようという気はないし興味を持つ気もさらさらないし(優くんの時みたいな突然変異が自分に起これば別だけど)(ってその可能性もありえるんかーい)現時点では「すでに知ってる人」から頭でっかちに「これはこの人が作ってくれたからいい曲!」って情報先行の刷り込みなんかされたくないしそんなのゾッとするし鳥肌もんだし。

 

あと、この提供元でそこまで持ち上げる?という違和感がどうしても拭えない。名前がデカけりゃいいってわけでもないだろうけど、「まだまだこれから!」なところから「まだまだ」なこちらへの楽曲提供の「・・・で?」感にちょっともやもや。これじゃあ箔の付きようもないなぁと思う(もちろん実際に付く・付かない、いる・いらないは別として)そして、こちらの色があいまいなのに別の色を重ね塗りされてうやむやにされてしまうような、言いようのない不安定さ。それは関ジャニ∞側の不足もあるだろうけど、だからこそ提供元はもうちょっと選ぶかどうかした方がいいのでは・・・と思ったりもするけど、でも「そういう路線」でやらせたいのかな、という空気も感じるし。それがいいとか悪いとかでなく、なら仕方ないのかなぁとも思うし。

 

それでも関ジャニ∞が「手応えがある」というなら。その確信を信じてアルバムの発売と、ツアー初日を待つしかない。待ってやろうじゃないですか!かかってこいやエイトォォォォォ!!!!!!!!

 

って失礼ぶっこいて言いたいだけの文句並べてテンションさげまくっといてどうせわたしってやつはツアーが始まった途端に「関ジャニ∞サイコー!!!!!みなさんありがとう!!!!!ありがとうございます!!!!!」ってしんしんと雪が降り積もった札幌で地面に額をぶつけてむせび泣きながら土下座して関ジャニ∞に忠誠を誓うタイプなので、今のうちにしゃらくせーこと言っとく感じです。たいへん、たいへん失礼しました。読み返す勇気もございません・・・。

 

最後にひとこと。いやふたことほど。
ひとつめ。村上さん作詞の楽曲があるということで!ドキドキします!村上さんの作詞にかの大天才・安田章大さんの作曲がつくなんて!それを関ジャニ∞で歌うだなんて!こんなにも大きく村上さんが関ジャニ∞の音楽に関わる日が来るなんて考えたことなかったなぁ。うれしいというか、やっぱりとてもドキドキする。みんな楽しそうにしてくれるかな。歌詞を通して村上さんの頭の中がちょっとでも見れるのもドキドキするし。緊張しながら待ってます。

 

ふたつめ。

 

わたしは、すばるくんと音楽で繋がっていないのは今じゃもう村上さんだけなんじゃないかと思っていて、だけどそれがきっとすばるくんの救いになる時もくると信じていた。音楽におぼれるすばるくんを音楽が助けてくれなかった時に音楽以外の手を差し伸べてくれる唯一の存在が村上さんになるんじゃないかと夢をみていた。この距離感に意味を持たせることばかりを考えて、これがいいんだと思い込もうとしていた。だけどもうそんなものも必要なくなったなぁと、最近のすばるくんを見ていると思う。すばるくんにはもう音楽とそうじゃないものの境界線や溝がない。最近のすばるくんは以前とくらべるととても、とても安定して見える。そうなることで、わたしが依存していたすばるくんにとっての村上さんの役割というものはお役御免になったわけだけど、そんなものはまったく妄想でしかなく、ふたりの繋がりや関係というものはどこまでいってもずっと、ずーっと隙がなかった。もちろんそれは最近できたものなんかではない。ようやく妄想がとけたことで多少はまっすぐ見れるようになったふたりは、とても正しく一直線にお互いを認め合っていた。それが音楽にも及んでいる。これはやっぱり最近のこと、かなぁと思う。

 

夢のようで、発表された後もずっと信じてなかった。今でもまだ信じられない。こんなことは起こらないと思っていた。どちらもが「それ」を望むことはしないと思っていた。しょうもない思い込みや不安なんてどうにでもなるもので、願うこともできなかった場所だって見れる。自分の見る目のなさはほとほと情けないけれど、嬉しい。本当に、本当に嬉しい。

 

すばるくんには、村上さんのことをよろしくお願いしますと言いたい。
村上さん。村上さん、よかったね。ほんとにほんとに、よかったね。

 

そしてわたし!おめでとう!!!!!ほんとにほんとにおめでとう!!!!!
永遠なれひなすば(ちゃん)!!!!!!!!!!

 

 

 

落ち着いて読み返して追記(10/31)
わたしはどうもエイトがバンドに寄りすぎるとストップをかけたくなるようで(バンドが嫌いなわけではない。好きとは言いにくいしなんなら苦手なときもあるけど、これはたぶん自担にまつわるテンションに起因する)そんな中でゴリゴリのロキノン系バンドから楽曲提供されると知って、とりあえず否定しておかないと気が済まなかったんだな。われながら「それ無知なだけじゃん!嫌いなだけじゃん!」感がすごい。まぁでもその通りだし、知らないものは知らないしそっちに寄られすぎるとツマンネって思ってしまいそうな部分も否めないし。

 

もともと音楽が好きだったりバンドが好きだったりする人には抵抗がないのかもしれないけど、わたしはどうやら水(ドブ川含む)が変わると生きていけないタイプのジャニーズ生まれジャニーズ育ちのおたくらしい。さらにもとの性格である超排他的かつ被害妄想過多野郎な部分も相まって、1ミリの不安分子もゆるさない横暴なキャパ狭体質が幅をきかせているようで。いやはやまったく、こんなに歪んだ狭量なこだわりがあるなんて。お恥ずかしい限りです。

 

いただいた楽曲や関ジャニ∞のために楽曲提供してくださった方々にはもちろん本当に感謝しています。外の人の中に、関ジャニ∞をおもってくれる人がいるのはありがたいです。提供いただいた曲を聞くと、今の「関ジャニ∞らしさ」が見えてくるなぁと思う。いただく時期によって雰囲気が変わるのがおもしろい。中にいてずっと関ジャニ∞だけを見ているとすぐには変化に気付けないこともよくあって、外の人が指摘してくれることや語ってくれることに気付かされることもあるし、これまでや今回のように今の関ジャニ∞にあてて提供いただく曲を聴いてやっとピンとくることもある。あぁ、外から見てもこうなんだなぁ、わたしが見てるエイトと一緒だなぁと思うこともあるし、本当にいろんなことが確認できる。本当にありがたいんです。それはもう、本当なんです!今回の曲も、自分の中のほとぼりがさめたらきちんとありがたく楽しませていただくつもりです。ありがとうございます。関ジャニ∞はきっと、とってもとっても、幸せ者です。