羽ばたいた君がこの足に明日を照らす翼をくれた

去年は今までファンをしていて、間違いなく一番と言えるほど、嬉しいことがありました。それと同時に、これはあなたはそうは思っていないでしょうが、どうしようもなく悲しくて、苦しくて、もうあなたのことを見ていられなくなりそうなこともありました。それを人のせいにしました。その途中で先の「嬉しいこと」にまた助けられました。それがまた苦しさの引き金になり、文字通り泣いたり笑ったり・・・泣いたことのほうが多かったかもしれません。わたしにとっては、つらいことのほうがずっと多かった1年でした。


いつもあなたは2番手以下でした。それを悔しいとも言わないで、見せないままで、いつまでたっても自分に自信の持てないあなたが、誰かがつけた足跡をなぞることしかできなかったあなたが「関ジャニ∞がファンを新しい場所へ連れて行く」と、自分もみんなと一緒に前へ立ってグループを引っ張っていくんだと、しっかりと、自分の言葉で伝えてくれましたね。そんな言葉を聞くのは、わたしは初めてでした。頼もしくて嬉しくて、それがどんな道でも、ずっとずっと着いていこうと思いました。

そして本当に大きな、これ以上ない夢を叶えられたこと。そのために人知れず、理解されたいとも認めてもらいたいとも言わず、欲も出さず。これは、ひたすらに努力を重ねてきた日々がくれた、与えられるべくして与えられた、あなただけの努力の結晶です。そんなあなたにとってはきっとそこについてきたタイアップ曲のことは、そう意識していないことなのでしょうが、だからこそ、わたしのようなファンにとっては、明日を照らす翼と言える最高のプレゼントでした。ありがとう。本当に、本当に嬉しかったです。

わたしは、あなたがつらいと言わないつらそうなことを先回りして心配してしまうような、あなたにとっては営業妨害でしかないファンだと思います。迷惑はかけないので、それはゆるしてね。わたしにとってはあなたにまつわることは、つらいことのほうが多いけれど、わたしが苦しいだけであなたから逃げることは絶対にしません。まだ誰も知らないあなたの夢がいつかきっと叶う日まで、影ながらあなたを応援します。わたしはさしずめ、あなたの知らないところであなたのことを地獄の底から愛する影です。だから、これからもきっと天国には連れて行けない。天国は、自分の足で目指してください。その背中がどれだけ遠くなっても、きれいに、大きく見えるよう、わたしも健康にだけは気をつけます。村上さんも、からだにだけはどうか気を付けて。こころもからだも元気なら、どれだけがんばってくれてもかまわない。そうじゃないなら、自分では気付けなくても、まわりにいる優しい人の言葉には、鬱陶しがらず、面倒に思っても、どうか耳を傾けて。あなたが思うより、あなたは、たくさんの人に優しく思われているし、きっと嫌になるくらい、心配されています。その優しさに気付くことは、決して甘えではありません。愛される自分を嫌いにならないでください。

村上さん、お誕生日おめでとうございます。誰が何と言おうと、これは恋です。覚悟を決めて諦めて、黙って一生愛されてください。いつもありがとう。今年も1年よろしくお願いします。